envisagedな住まい

これから紡いでいく 思い描いた家族の未来に あたたかく寄り添う住まい

ご実家からほどよい距離の場所で、車がなくても利便性の良い立地の物件を探すところからスタートした今回のリノベーション。
物件を見た時にふとよぎった、窓から見える帰宅した子供達の姿や、穏やかに読書を楽しむ時間。これから紡がれる家族4人が過ごす未来を思い描きながら、暮らしやすさと住み心地に工夫を凝らしました。

約37坪の2階建てのお住まい。手狭だったリビング空間は、和室との間の壁をなくして広く一体的に使えるようにプランを検討しました。元々和室だった部分は、小上がりの畳スペースと書庫に生まれ変わり、畳スペースは庭を眺めながら作業ができる空間に。書庫はぐるりと壁一面に棚を設けて、専門書や漫画、絵本などがたくさん収納でき、家族みんなが本に触れるひと時を過ごせる場所になりました。ご要望でもあった家庭菜園などができるように、広さのあった駐車スペースを一部土に変えて、リビングから出入りしやすいウッドデッキも設けて、素敵な庭に仕上げました。

また暮らしやすさも大切に、断熱などの性能にこだわり、水廻りの設備やサッシ、玄関扉などはすべて新しいものにやりかえています。間取りは共働きで忙しいご夫婦のため、水廻りの配置を変えて、玄関ホールから洗面、パントリーへと家事動線をストレートに確保しました。パントリーには家電収納もできるようにして、対面式のキッチンでも空間がすっきりと見えるように工夫しています。長い将来を見据えたご家族のたくさんの想いが詰まった、温もりのある住まいへと生まれ変わりました。

CUSTOMER VOICEお客様に聞く。好きなこと、住まいのこと。

━━好きな色・国・映画・物・コトなど、ありますか?

妻:好きな色は、青と緑です。

夫:映画と音楽と本の与えてくれる異世界が広がる感覚の虜です。

━━北条工務店を知ったキッカケは?

SUUMOの「注文住宅」を4年ほど断続的に見る中、それだけの期間を経て繰り返し目にしても飽きのこない美しい佇まいの家を建てているこの工務店にお願いしたい、と気持ちが固まっていきました。

━━はじめて北条工務店に会ったときの感想を教えてください。

コロナ渦中でのZoomを使った「無料相談会」の場で、北条社長がメインとなって応答してくれました。契約に結び付くかもわからない初手を打つ私に技術的な側面も交えて丁寧に説明下さり「実直な仕事をする人(の率いる工務店)だな」と安心しました。

━━北条工務店に決めた理由は?決め手は?

長期にわたって観察していても飽きがこない家を地元で信頼できる工務店さんが作っている、というので心は固まっており最初のリフォーム案を影山さんに頂く場には「お願いします」の言葉を持って行きました。

━━打合せの進め方はどうでしたか?

2週間に1度のテンポで丁寧に進めていただきました。予習・復習しておくべき分野も明確に提示されておりじっくりと考えることができました。遠方から赤子を連れてくる私どもの予定の組みにくさを考慮して回数を少なめにしていただき、またその影響で1度当たりの打ち合わせが長時間連続になっても影山さんは疲れを見せずに付き合ってくれました。打ち合わせを経る中で我々の好みや生活スタイルを把握いただき、選択肢の幅を予め絞りこんでいただいていたのも、当方が自信を持って一手を決める助けとなってくれました。

━━この家をリノベーションするのに「どうしてもしたかったこと」はなんですか?

妻:水回りを一新して、お風呂を広くしたかったです。

夫:2階に「フリースペース」を作ること。元は居室の中に取り込まれていた部分ですが、中古住宅を最初に訪問した時に視線の抜けが気持ちの良い場所であると感じ「家族皆で共有したい」と廊下につなげることを考え始めました。また、子供たちが帰宅する親の姿を見つけてくれる見張り窓のような位置づけになっていく様を思い浮かべてもいました。提案して頂いた板張りの効果で、居室とは明確に違う空気感があり家の中での異空間としてうれしい存在です。

━━一番難しかった事、悩んだ事・こだわったことはなんですか?

中古住宅にそれなりの投資をして長く住むことになる以上、この住宅がそれに応えられる土台であるのかの判断・決断は安易にできるものではありませんでした。北条社長が自ら出向いて家じゅうを動きまわって調べ、内容を説明の上「大丈夫ですよ」と言っていただけたことは大いなる支えでした。

━━家をリノベーションするまでで、思い出深いエピソードを1つ教えてください。

妻:キッチンの壁を家族でペイントしたことが、みんなで一緒に家造りに参加できて思い出に残っています。

━━この家で気に入っている場所、つい自慢したくなる場所はどこですか?

妻:1つ目は一階の洗面所のタイルで、2つ目は小上がりです。今は子ども達の遊び場、大きくなったら学びのスペースになればと思います。

夫:フリースペースが空間に提供してくれる美しい多様性。

━━この家に引越をして「したいこと・やってみたいこと」はどんなことでしたか?

妻:庭で子ども達とプール等の水遊びが出来ればと思います。

夫:子供が安心して成長するのを見守りつつ家事全般で機能的な働きを。

━━計画中に参考にしたものがあれば教えてください。

X-knowledge社の本、YouTube、北条工務店様の施工事例、雑誌「カーサ・ブルータス」

━━今、家をリノベーションしてみて思うことはなんですか?家が完成した感想をお願いします。

妻:素敵なお家にリノベーションしていただけて、嬉しかったです。ここでの新しい生活始まることが楽しみです。

夫:自分たちでいろいろ考え選択できたものは心地が良い暮らしの土台になっています。また私たちが選ばなかった細部に、北条工務店の皆さまのセンス・技術・思い遣りを感じ、日々唸っています。

━━これからリノベーションされる方々にアドバイスをお願いします。

妻:これだけは譲れないということを優先して、是非リノベーションを楽しんでください!

夫:志のあるプロの方は自由な提案をお持ちです。最初は完成イメージを固定せずに、緩い発想を投げかけるのが良いように思います。