珪藻土の壁、造作ドア、開放的なキッチン、寝室のベンチ。叶えたかったことをひとつずつ叶えた家族4人で暮らす35坪の住まい。

玄関を開けると、印象的な造作建具。そこから広がるLDK。リビングとダイニングの壁は、あたたかみのある珪藻土を採用。風合いがなんとも言えず、自然光でも照明でも心地よい空間が広がります。

足元には床暖を採用して、ティンバークルーの幅240mmの白い風合いのフローリングを採用することで、ゆったりとした印象に仕上がりました。キッチンは、たくさん収納できるように入れるものを計画して、使い勝手良く。奥にはパントリーも用意。ダイニング近くには大きな出窓を設置。はじめは、お子さんが持ち帰ったプリントを置くための場所として計画。印象的な場所になりました。リビングの横の部屋は、お子さんが大きくなったら勉強できるスペースにしたり、来客用の部屋にも使える場所に。水回りスペースは一箇所にまとめて使いやすく。

すっきりとした印象に仕上げたかった洗面所は、コーリアン天板のシームレスのボウルを採用し、取手も主張しすぎない小ぶりのものを選んで上品に仕上げました。洗面所の近くには、屋内でも洗濯物が干せるようにサンルームを配置。風通しを考えて設置した2箇所の窓は、人の視線の気にならない高さに。隣はウォークインクローゼットにして、収納量を確保するために片側のハンガーパイプを二段にするなど、細かな部分も使いやすく計画しています。

暮らしやすさとやりたかったことを細やかに汲み取りながら実現した、自分たちだけの住まいが仕上がりました。

━━北条工務店を知ったキッカケは?

スーモです。載っていた事務所の外観に一目ぼれしました。

━━はじめて北条工務店に会ったときの気持ちを教えてください。

ここが工務店！？と思うような素敵な空間でワクワクしました。まだ土地も決まっていない状況でしたが、気になっているいくつかの土地をGoogleMapで見て頂き、一つ一つの丁寧なアドバイスやその場でサラサラと間取りを書いてくれたりと、それまでは漠然としていた家づくりへの思いが一気に加速しました。

━━北条工務店に決めた理由は?決め手は?

雑誌での一目ぼれを上回って素敵な事務所や無料相談会での丁寧なお話＆北条さんから醸し出てるプロフェッショナルなオーラ！直感的にここでお願いしたいと思いました。

━━好きな色・国・映画・物・コトなど、どれかありますか?あれば、その理由も教えてください。

食器集めです。旅行先などで少しずつ集めるのが楽しみです。

━━打合せの進め方はどうでしたか?

色々と悩んだり打ち合わせで決まったことを変更してしまうこともありましたが、その都度担当の岩佐さんと北川さんが優しく受け止めて下さり、一緒に悩んでくれました。北条さんが来てくださる時は自分では絶対思いつかないようなアイデアを出してくださったりと毎回楽しい打ち合わせでした。

━━この家を建てるのに「どうしてもしたかったこと」はなんですか?

珪藻土の壁、造作ドア、開放的なキッチンです。

━━一番難しかった事、悩んだ事・こだわったことはなんですか?

外壁の色や洗面、玄関タイルをギリギリまで悩みました。

━━家を建てるまでで、思い出深いエピソードを1つ教えてください。

見学会で見たキッチンの突板が気になり突板の会社まで担当の岩佐さん北川さんと行ったことです。たくさんの突板を見ながらどれがいいか考える時間がとても良い思い出になっています。

━━この家で気に入っている場所、自慢したくなる場所はどこですか?

全部です！が毎日のように『はっ』と見惚れてしまうのが玄関から見る造作ドア越しのリビングの景色です。

━━この家に引越をして「したいこと・やってみたいこと」はどんなことでしたか? 

家族みんなで料理。寝室につけたプロジェクターでゴロゴロしながら映画鑑賞。

━━計画中に参考にしたものがあれば教えてください。

Instagram、Pinterest、CASA、見学会

━━今、家を建ててみて思うことはなんですか?家が完成した感想をお願いします。

自分たちで選んだ物に囲まれて生活することが想像以上の充実感を与えてくれています。ふとした時に、”ここは担当の方や北条さんが提案してくれたな”　とその思い出が宝物になっています。唯一の難点は家の居心地が良すぎて仕事のスイッチが入らないことです。 笑

━━これから家を建てる方々にアドバイスをお願いします。

漠然とした思いでスタートした家づくりですが、思いを汲み取って形にしてくれるので、どんなことでもまずは相談してみると良いと思います。Instagram等で素敵な家を色々見ているとテイスト迷子になることもあると思いますが、その時は保存してきた写真をじっくり見返すと初心に戻れるような気がします。たくさん迷って考えて打ち合わせを楽しんでほしいです。