元々大阪にあったご親族の住居の建材を使って建てられた、築80年ほどのご実家で、数年前から同居を始められたお客様。住み始める際に水周りのリフォームなどはされたものの、住んでいく中で生まれたご不満を解消すべく、雨漏りなど建物の健康状態も確認しながら、ご家族が暮らしやすい間取りの計画を進めていきました。

応接室だったお部屋とキッチンを繋げて大空間に。採光を確保するために既存天井デザインは残しつつトップライトを新設しました。大切にしていた元々の応接室の雰囲気を残せるよう、色々なイメージをお客様と共有し、お打ち合わせを進めました。構造上抜くことのできない柱や梁は、どの部分を見せてどこを隠すかを検討。LDK空間の中心となる柱は今のデザインに合わせて新たな物に入れ替え、梁は補強を行いました。上部には間接照明も仕込んでいます。手狭だった洗面脱衣スペースは、洗面を移設してランドリースペースとしても使用できるように。こちらにもトップライトを設け、明るい空間に。建具にもガラスを使用することで、トップライトからの明かりを確保しました。

既存部と繋がる廊下は、床と壁のみを新しくし、できるだけ以前の面影を残すようにしています。元々和室や収納だった2階は、子供部屋として洋室2室に加えてトイレも新設。既存の屋根は腐食していた部分があった為、部分的に修繕を行い、瓦も葺き替えました。ご家族みんなが暮らしやすく、大切に受け継いできたお住まいへの想いも尊重しながら丁寧に工事を進めたお住まいが完成いたしました。

━━ 北条工務店を知ったキッカケは？

翠門亭を工事しているのを見かけて、北条工務店を知りました。
実際に現場での丁寧な仕事ぶりを見て、安心感がありました。そこからホームページを見て、相談してみようと思いました。

━━はじめて北条工務店に会ったときの気持ち・感想をを教えてください。

丁寧にヒアリングしてくださって、「この人たちなら任せても大丈夫」と思いました。打ち合わせも穏やかで、落ち着いて話せました。

━━ 北条工務店に決めた理由は？決め手は？

現場を見て「ここだ」と思えた
翠門亭を工事しているのを偶然見て、職人さんたちの姿勢や現場の雰囲気がすごく良くて。それがきっかけで相談し、話を聞く中で「ここにお願いしたい」と自然に思えました。

━━ 好きな色・国・映画・物・コトなど、どれかありますか？あれば、その理由も教えてください。

好きな色：赤
あたたかくて、エネルギーを感じる色。見るだけで前向きな気持ちになります。小さな差し色に使うのも好きです

━━ 打合せの進め方はどうでしたか？

無理に急がされず、自分たちのペースで
こちらの考えがまとまっていなくても、焦らせずにじっくり話を聞いてくれました。納得しながら進められたので、後悔がありません。

━━ この家をリノベーション するのに「どうしてもしたかったこと」はなんですか？

家族の時間を大切にできるリビング
とにかく「家族が集まれる場所」を一番に考えました。広くて、光がたっぷり入るリビングにこだわりました。

━━ 一番難しかった事、悩んだ事・こだわったことはなんですか？

家づくりで一番悩んだのは「井戸をどうするか」でした。
水の利用方法やメンテナンス、今後の使い勝手を考えると簡単には決められず、何度も相談しました。
北条工務店さんが親身にアドバイスしてくれて、納得のいく選択ができました。

━━ 家をリノベーション するまでで、思い出深いエピソードを1つ教えてください。

今までは平屋に住んでいたので、子どもが家に階段ができることをとても嬉しそうにしていました。
毎日階段を上り下りするのが楽しくて、新しい家での生活がますますワクワクしています。

━━ この家で気に入っている場所、つい自慢したくなる場所はどこですか？

ウッドデッキ
外の風を感じられるウッドデッキは、つい友人を呼んでバーベキューをしたくなります。

━━ この家に引越をして「したいこと・やってみたいこと」はどんなことでしたか？

家族でのホームパーティー
新しいキッチンで料理をふるまいながら、家族や友人と楽しい時間を過ごしたいです。

━━ 計画中に参考にしたものがあれば教えてください。

雑誌や住宅情報誌
『住まいの設計』や『Casa BRUTUS』などの雑誌で、最新のデザインや間取りを参考にしました。

━━ 今、家をリノベーション してみて思うことはなんですか？家が完成した感想をお願いします。

相談しながら進めてよかった
途中で悩むこともありましたが、スタッフさんが親身に対応してくれたおかげで、満足のいく家が完成しました。

━━ これからリノベーション される方々にアドバイスをお願いします。

信頼できるパートナーを選ぶこと
家づくりは長い時間の共同作業。スタッフとの相性や対応の誠実さを重視すると安心です。