つつまれた暮らし

生活動線の美しさと精巧な素材の重なりから生まれる
光と影が織りなす空間

扉を開けるとそこは静かに佇み、落ち着いた空間がひろがります。

角地の今回のマンションリノベーションは南面にキッチンとダイニング、かつ眺望の良い西側にはリビングを設け、目線の抜ける間取りを。床は節のないナラの無垢フローリングにし、壁は光と影を優しく受け止め、空間の奥行きを醸し出すちゅら壁を。

リビングは天井の高さを下げて、天井の素材をカバ桜の無垢フローリングを板張りにすることにより、空間に溜まりと趣ができ、決して広くはないけれど、心地のよい空間に。桜の木の下で弾くピアノはまた違った音に聞こえるはず。板張りの天井は天井高さの変化を利用して、調光できる間接照明をもうけることで、夜になればまた違った趣を醸し出します。

リビングの奥の和室は、3枚引き込みの引き戸にして、リビングからも和室からもすっきりとした収まるように仕上がっています。

キッチンはコクレンの無垢のカウンターにし、熟練の大工さんにより美しく磨き上げられた風合いは使うごとに、愛着と品格が生まれます。

キッチンの奥のカップボード兼デスクスペースはこだわりを詰め込んだ造作で仕上げ、機能とデザインを両立。バーチカルブラインドを設置することにより、空間が重くなりすぎず、すっきりとした印象をさらに高めてくれます。

常に、素材感・収納量・生活動線や美しさを意識し、連綿とつづく素材の重なりに配慮することで生まれる、心地よく奥行きある空間に仕上がりました。

CUSTOMER VOICEお客様に聞く。好きなこと、住まいのこと。

━━ 好きな国は?

夫:やはりニッポン!かな。

妻:旅行して印象深かったフランス領ニューカレドニア。住んでみて愛着のあるアメリカ。今、行ってみたい国は北欧。私もやはり四季があって細やかで感性のある色んな意味で美しい国は日本だな、と思うようになりました。

━━ 趣味は?

現在、唯一家族共通の趣味はテニス!

━━ 初めてお会いしたとき、または計画中の北条工務店の印象は?

初めて伺ったギャラリー、とても素敵な空間にココロ奪われました。北条さんをはじめ、お茶を出してくださる方、見学会で案内してくださる方、そして担当してくださった中尾さん、若林さん。どの方も皆、凛としていて礼儀正しく気持ちよい方々ばかり。そして、誠実確実な仕事の進め方に信頼感も生まれました。造作テレビボードの高さについて、社内で揉んで理想の高さを検討したり、天井高については、中尾さんと若林さん、それぞれの思いを戦わせてケンカごしの討論になったという裏話を聞くと細かいディテールにも最良を求めて仕事をされるプロ魂を感じました。

━━ 北条工務店に決めて下さった理由は?

何度か打ち合わせを重ねていくうちに 私たちの(正確には私(妻)の)狭いストライクゾーンを読んで汲み取って、「こんなカンジどうですか?」と取り出された画像や雑誌のページ、そう!そんな雰囲気が好き!と北条工務店さんにお願いして間違いない!と確信しました。

━━ 計画中、一番悩んだことは?

間取りです。マンションリフォームですので、面積も共用部も変えられない。書いていただいた図面を持ち帰って、生活のシュミレーションをしてみました。ああでもないこうでもない。これは?こうできる?と次の打ち合わせに課題を持っていって相談すると、北条マジックにかかった次なる新しい提案に変化していって(笑)また家で図面とにらめっこ。この繰り返し。図面は何度も書き直していただきました。結果、もうこれ以上のものは考えられないレベルに到達!そして最終的にはすべてに「いいんじゃない。」という肯定的で寛大な夫の一言。

━━ 家づくり、何か印象的な思い出はありますか?

我が家にとってはノンストレスなテンポでした。毎回打ち合わせに向かう足取りは楽しみでウキウキでした。思ったことは何でも口に出して北条さん中尾さんが受け止めてくださったので、しゃべりすぎて帰りはいつも頭が痺れていました。大阪から奈良へのドライブと打ち合わせは週末の我が家のちょっとしたイベントでした。じっくり検討したい項目には時間をとっていただいたし、好みを理解してもらってからは、素材等、好きなテイストのものをあらかじめ選択肢に選んで準備してくださっていたので、スムーズに楽しく決めることができました。

━━ これから家を建てる方へのアドバイスは?

北条工務店には色んな引き出しがあると思います。出来上がったおうちは十人十色。たくさんの時間をかけて、私たちの希望を存分に聞き出して北条工務店の色んな引き出しから我が家に一番!のパーツを取り出して、満足度高いオーダーメイド我が家にリフォームしていただきました。条件もライフスタイルも好みもそれぞれ。北条工務店ならそれぞれに合った満足!を作り上げてくれると思います。